IB報酬とアフィリエイト報酬は、混同されることがありますが、まったく異なる報酬形態です。

 

アフィリエイト報酬

アフィリエイト報酬は、アフィリエイターが広告主の商品やサービスを宣伝・紹介し、その結果として得られる成果に応じて支払われる報酬です。成果は、商品の購入、サービスの登録、サービスの申し込み、資料請求の獲得など様々な形態があります。アフィリエイト報酬は、アフィリエイトプログラムに参加する個人や企業が受け取るもので、その報酬額は一般的に売上の一部（パーセント）や固定額で設定されます。

 

IB報酬（Introducing Broker報酬）

IB報酬は、主に金融業界（FXや証券取引など）で使われる用語で、取引業者を紹介することによって得られる報酬を指します。IB（Introducing Broker）は、顧客を金融サービス業者に紹介し、その顧客が取引を行うたびに報酬を受け取ります。IB報酬は、顧客の取引量や取引回数に応じて変動することが一般的で、報酬額は通常、取引手数料の一部が支払われます。

 

アフィリエイト報酬とIB報酬は具体的にどこが違うのか？

両方とも、商品やサービスに対して完全成果報酬制であるということまでは一緒ですが、決定的に違うところが１つだけあります。
アフィリエイト報酬は新規ユーザーの獲得時のみ支払われ、既存客になった後の追加購入や追加申し込みなどの成果に対しては一切支払らわれません。
対して、IB報酬はその獲得した顧客が取引を行うたびに報酬を受け取ることができます。
では、具体的なケースで考えてみましょう。

 

 

上記の場合、獲得ユーザーが口座開設時の段階ではA社の方が稼げますね。でももし、この獲得したユーザーが何百万・何千万とFXトレードを行った場合どうなるでしょうか？そうなんです！B社の方が圧倒的に稼げます。

 

 

たった獲得ユーザー1人でこの報酬の違い！ちなみにFX業者A社では1,500,000円稼ぐために月300,000ユーザーの新規口座開設が必要になります。ほぼ不可能な数字ですね・・・。

 

さらに、検索エンジンの検索順位は日々変動しています。
いつ何時、検索順位が下がるかもしれません。その時、FX業者A社のアフィリエイト報酬は0円になります。
急に報酬がなくなり、税金分を考えずに全額使ってしまった！検索順位を戻すためのお金が用意できない！と不安で気が狂いそうになります。まさに天国から地獄に突き落とされてしまった瞬間ですね。

 

しかし、FX業者B社のIB報酬ではどうでしょうか？
過去に獲得したユーザーがFXトレードしている限りはIB報酬が発生し続けます。
ということは、検索順位を戻す施策を行っている期間も報酬があるため、心に余裕をもって復旧作業をすることができますね。

 

以上のことから、IB報酬をおすすめしています。

 

ちなみに、残念ながら日本企業ではこのIB報酬を行っているところがありません。日本企業はアフィリエイターに対して使い捨てのマーケッターくらいにしか考えていないところがあります。一番大変な新規ユーザー獲得の部分を低価格で手伝ってくれる人という、上から目線なのです。
アフィリエイターを儲けさせても仕方ない！自社が儲かれば良いのでアフィリエイターを利用（騙してでも）しよう！と考えている日本企業が多いのも事実です。

 

今はネットの時代、アフィリエイターとWIN・WINの関係こそ重要だと考えている海外企業と組んでアフィリエイト活動をする方が将来性が高いと言えますね。