アフィリエイト市場規模
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日本のインターネット広告市場は、6年連続で2桁の成長率を維持し、近年は増加傾向にあります。2019年には約2.1兆円に達し、テレビメディア広告費の約1.9兆円を上回り、日本の総広告費の約30%を占めるまでになりました。これにより、日本の広告市場におけるインターネット広告の存在感が増しています。
アフィリエイト広告の市場規模も、インターネット広告市場の拡大に伴い、年々拡大しています。矢野経済研究所によると、2020年度の国内アフィリエイト広告市場規模は約3258億円に達する見込みで、2021年以降も市場規模の拡大が予想されています。2024年度には約4951億円に達すると予測されています。アフィリエイト広告市場の拡大要因としては、広告主によるインターネット広告費の増加、広告主におけるアフィリエイト広告への予算の増加、スマートフォン経由の売上の拡大などが挙げられます。現在、スマートフォンなどのモバイル機器を経由したアフィリエイト広告は、パソコンに比べて約4倍の規模となっています。
アフィリエイト広告数については、広告主が(場合によっては複数の)ASPに依頼し、ASPを通じてアフィリエイターと提携した上で、各アフィリエイターが作成するアフィリエイト広告の数になります。アフィリエイターの中にはアフィリエイト広告を作成した後に、アフィリエイトサイトの稼働をやめる場合もあるため、現在も稼働している全体数は不明ですが、少なくとも主要ASPに登録されているアフィリエイト広告数に限っていえば、約11,000の広告主がアフィリエイト広告を利用し、それらの広告主のアフィリエイト広告は約600万サイトあると言われています。
アフィリエイト広告等の種類、集客・掲載方法、報酬体系の概要
アフィリエイトサイトの種類は多岐にわたり、価格比較サイト(家電製品、日用品、旅行など)、サービス比較サイト(金融、通信、教育など)、口コミサイト(書籍、ゲームなど)、ポイントサイト(消費者が該当のアフィリエイトサイト経由で購入するとポイントがたまる)、個人ブログ(自身が関与しているアフィリエイト広告の商品・サービスのレビューを記したものなど)などが存在します。ただし、価格比較サイト、サービス比較サイト、ポイントサイトなどは、アフィリエイトサイトそのものというより、アフィリエイト広告を掲載しているサイトに過ぎないという意見もあります。
アフィリエイト広告の集客・掲載方法には、SEO型(Googleなどの検索エンジンで自身のアフィリエイトサイトがより上位に表示されるようにするもの)、検索連動型(検索結果のページにアフィリエイト広告が表示されるもの)、ディスプレイ型(ポータルサイトなどを閲覧した際にアフィリエイト広告が表示されるもの)、動画型(動画配信サービスなどを用いてアフィリエイト広告が表示されるもの)、SNS型(SNSのアプリなどを通じてアフィリエイト広告が表示されるもの)、EC型(SNS投稿などでECモールに出店するEC事業者のページリンクをアフィリエイト広告として添付するもの)などがあります。
アフィリエイターの報酬体系には、成果報酬型(アフィリエイト広告を見た消費者が実際に商品やサービスを購入した場合に報酬が発生するもの)、クリック課金型(消費者がアフィリエイト広告をクリックし、商品やサービスなどのページに遷移した場合に報酬が発生するもの)、インプレッション課金型(媒体にアフィリエイト広告が表示された回数に応じて報酬が発生するもの)、固定報酬型(人気があるYouTuberなどに一定期間掲載してもらうことを条件に固定報酬が発生するもの)などがあります。
インターネットの利用状況
20,000人の回答者の中で、約97%(19,822人)が毎日少なくとも1回はインターネットを利用していると回答しました。これらの回答者の中で、インターネット利用において約60%(11,929人)がスマートフォンを、36%(7,136人)がパソコンを使用していると回答しています。
アフィリエイト広告を通じて購入した商品やサービスの所感
アフィリエイト広告を通じて商品やサービスを購入したと回答した2,071名のうち、約86%の消費者(約1,781名)がアフィリエイト広告を通じて商品やサービスについて、「満足している」または「ある程度満足している」と回答しています。
個人ブログや商品紹介の記事に対する所感
インターネットを利用する19,822名の消費者のうち、約88%、つまり約17,443人が第三者の体験談、口コミ、レビューを「大変参考になる」または「ある程度参考になる」と感じています。
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