勉強の順番は、教材の目次ではなく、自分の作業から決めます。今どの作業で止まっているかを一つ特定し、その作業を進めるために必要なことだけを調べる形にすると、学んだ内容がすぐ使えます。全体を順に学んでから始めようとすると、使わない知識に時間を使うことになります。
この記事では、学ぶ順番を決める学習表の作り方を扱います。勉強ばかりで行動しないことへの批判や、特定の教材の評価はしません。自分に必要な項目を選ぶ手順に絞ります。
1.全体を学んでから始める場合の問題
アフィリエイトに関わる知識は、サイトの作り方、記事の書き方、広告の仕組み、集客、数字の見方など、範囲が広くあります。
全体を順に学ぼうとすると、今は使わない知識を先に覚えることになります。使わない知識は、使う頃には忘れていることがあります。
また、自分の状況に合うかどうか分からない情報まで読むため、判断の材料が増えすぎて、かえって決められなくなることもあります。
2.止まっている作業を特定する
まず、今どの作業で手が止まっているかを書き出します。「アフィリエイトが分からない」ではなく、作業の単位で書きます。
| 曖昧な書き方 | 作業の単位で書き直した例 |
|---|---|
| 始め方が分からない | サイトを作る場所を決められない |
| 記事が書けない | 最初の記事の題材を決められない |
| 広告が分からない | 広告のリンクをどこで取得するか分からない |
| 稼げない | 記事は公開したが、訪問があるか確認していない |
作業の単位で書くと、調べる範囲が一気に狭まります。
3.学習表を作る
止まっている作業を一つ選び、その作業を進めるために知る必要があることを並べます。
学習表の作り方
- 止まっている作業を一行で書く。
- その作業を終えるために、決める必要があることを書き出す。
- それぞれについて、何が分かれば決められるかを書く。
- 調べる項目を、決める順に並べる。
- 調べる項目ごとに、確認する資料の候補を書く。
- 調べ終えたら、作業に戻る。
最後の手順が大切です。調べる項目を並べたら、全部を調べ終える前でも、作業に戻れるところから戻ります。
4.記入例(架空)
以下は、架空の人物を想定した学習表の例です。
| 止まっている作業 | 決める必要があること | 調べる項目 | 資料の候補 |
|---|---|---|---|
| サイトを作る場所を決められない | 無料のサービスか、自分で借りるか | 広告を置けるか、移転できるか | 各サービスの規約 |
| 同上 | 自分で借りる場合の費用 | ドメインとサーバーの初期費用と更新費用 | 各社の料金ページ |
| 同上 | 操作に慣れる時間があるか | 記事を一本公開するまでの手順 | 公式の手順書 |
この表には、記事の書き方や集客の方法は入っていません。今の作業には必要ないためです。
5.調べる項目を増やしすぎない
調べているうちに、関連する話題が次々に出てきます。そのたびに学習表に足すと、いつまでも作業に戻れません。
新しく気になった話題は、学習表とは別のメモに書いておきます。今の作業が終わってから見返します。
気になったことを記録しておく方法は、ブログの記事ネタを忘れないためには?日常の疑問をメモに変える方法で詳しく解説しています。
6.資料の選び方
調べる項目ごとに、まず公式の資料を当たります。サービスの規約、料金ページ、手順書などです。
公式の資料で分からない場合に、第三者の解説を読みます。解説を読むときは、書かれた時期と、書き手の立場を確認します。
情報の読み分け方は、アフィリエイト情報は何を信じればよい?公式情報と個人の経験談の読み分けで詳しく解説しています。
7.作業が進んだら次の作業へ
一つの作業が進んだら、次に止まる作業が出てきます。そのとき、新しい学習表を作ります。
この繰り返しで、必要な順に知識が増えていきます。教材の順番とは違っても、自分の作業に合った順番になります。
8.全体像を知る必要があるとき
作業の単位で学ぶ方法にも、限界はあります。全体の流れを知らないと、どの作業から始めればよいか分からないことがあります。
その場合は、全体像を短く説明した資料を一つだけ読みます。細部は読み飛ばし、どんな作業があるかの一覧だけを把握します。
一覧が手に入ったら、最初の作業を一つ選び、学習表の手順に戻ります。
9.教材を使う場合
教材を使う場合も、目次の順に読む必要はありません。今の作業に関係する章だけを先に読みます。
教材の順番は、教材を作った人が想定した順番です。自分の状況と合っているとは限りません。
教材を選ぶときに確認することは、アフィリエイト教材を買う前に確認したい対象者と学習内容で詳しく解説しています。
10.人に聞く場合
調べても分からない項目は、人に聞く方法もあります。聞くときは、止まっている作業と、調べて分かったことを添えます。
「何から勉強すればよいですか」と聞くより、「サイトを作る場所を決めたい。広告を置けるかは規約で確認したが、移転の条件が分からない」と聞くほうが、具体的な答えが返ってきます。
状況が伝わる質問の書き方は、アフィリエイトで分からないことを質問するには?状況が伝わる相談文で詳しく解説しています。
11.学んだことを記録する
調べて分かったことは、学習表の横に一行で書いておきます。確認した資料と日付も添えます。
記録があれば、同じことを何度も調べずに済みます。また、条件が変わっていないかを後から確認する手がかりになります。
12.学習時間の目安
一つの作業に対する学習時間の上限を決めておくと、調べすぎを防げます。例えば、「この作業のために調べるのは合計2時間まで」と決めます。
上限に達しても分からなければ、分かっている範囲で仮に決めて作業を進めるか、人に聞くかを選びます。
13.確認すること
- 止まっている作業を、作業の単位で一行に書いた。
- 決める必要があることを書き出した。
- 調べる項目を、決める順に並べた。
- 調べる項目ごとに、資料の候補を書いた。
- 関係のない話題は、別のメモに分けた。
- 学習時間の上限を決めた。
14.学習表を三回作った場合の流れ(架空)
学習表を作っては作業に戻る、という繰り返しを、架空の人物の三回分で示します。
一回目
- 止まっている作業:サイトを作る場所を決められない。
- 調べた項目:無料サービスの広告の掲載条件、自分で借りる場合の更新費用。
- 結果:自分でサーバーを借りると決め、契約した。
二回目
- 止まっている作業:最初の記事の題材を決められない。
- 調べた項目:自分が答えられる疑問の探し方、記事一本の範囲の決め方。
- 結果:費用の記事を一本目に決め、書き始めた。
三回目
- 止まっている作業:記事に広告のリンクを入れる方法が分からない。
- 調べた項目:ASPの登録と提携の流れ、広告素材の取得場所。
- 結果:ASPに登録し、提携の申請を出した。
三回とも、学習表に並んだ項目は三つ前後です。集客の方法や数字の見方は、まだ一度も学習表に出てきていません。今の作業に必要になった時点で、初めて学べば足りるためです。
-
学習表を作っても、どの作業で止まっているか分からないときは。
直近で手を付けようとして進まなかったことを一つ思い出して書きます。思い出せない場合は、全体の作業の一覧を短く眺め、最初の作業を仮に選びます。
-
調べた内容が、後から間違っていたと分かったら。
学習表の記録を直し、その内容を使った作業を見直します。確認した資料と日付を残しておけば、どこを直せばよいかがすぐ分かります。
三回分を並べると、学んだ内容がそのまま作業の成果と結びついていることが分かります。一回目はサーバーの契約、二回目は記事の書き始め、三回目はASPへの申請です。学習表に書いた項目は、どれもその回の作業を終えるためだけのものでした。
この進め方では、学ぶ量は少なく見えますが、作業は確実に前に進みます。全体を学んでから始める場合と比べると、最初の記事を公開するまでの時間が短くなりやすい形です。
学習表は、作業を終えたら捨てずに残しておきます。三回分、四回分とたまっていくと、自分がつまずきやすい作業の種類が見えてきます。例えば毎回「決める作業」で止まっているなら、調べる前に選択肢を書き出す習慣が役立ちます。
15.まとめ
勉強の順番は、今止まっている作業から決めます。
作業の単位で書き出すと、調べる範囲が狭まり、学んだことがすぐ使えます。
学習表には、今の作業に必要な項目だけを並べます。気になった話題は別のメモに分けます。
学習表は一枚で終わりではなく、止まるたびに作り直す使い捨ての道具として扱います。
この繰り返しで、自分の状況に合った順番で知識が増えていきます。
当社独自の累計収益保証付き!
丸投げで収益を狙う
アフィリエイトサイトを
手に入れませんか?
アフィリエイト専門のプロが、
企画からサイト構築・記事制作・収益設計まで一括対応。