販売ページのURLをそのまま貼っても、成果にはなりません。成果を記録するには、ASPの管理画面で自分の媒体に対して発行された専用のリンクを使う必要があります。見た目は似ていても、役割がまったく違います。

この記事では、広告リンクの取得の流れと、通常のURLとの違いを扱います。ASPへの登録や提携の申請手順は別の記事の範囲です。また、画面の構成は事業者ごとに異なるため、実際の操作は公式の案内で確認してください。

1.普通のURLとの違い

普通のURL広告リンク
取得元販売ページを開いてコピーASPの管理画面で発行
誰のものか誰が貼っても同じ自分の媒体に紐づく
成果の記録されないされる
形式短いことが多い識別のための文字列を含む
使ってよいか掲載自体は可能な場合がある提携済みの案件のみ

いちばんの違いは、誰の紹介かが記録されるかどうかです。普通のURLには、この情報が含まれていません。

2.取得までの流れ

実際の画面は事業者によって違いますが、流れは共通しています。

広告リンクを取得するまで

  1. ASPに会員登録する。媒体の情報を登録する。
  2. 紹介したい案件を検索する。
  3. 提携を申請する。審査がある場合、結果を待つ。
  4. 提携が完了すると、広告素材のページが開けるようになる。
  5. 素材の種類を選ぶ。文字のリンク、画像のリンクなど。
  6. 表示されたコードをコピーする。
  7. 自分のサイトに貼る。

三つ目の提携が済んでいないと、素材が取得できないのが一般的です。案件を見つけただけでは掲載できません。

3.広告素材の種類

多くの場合、複数の形式が用意されています。文字だけのリンク、画像のリンク、両方を組み合わせたものなどです。

文字のリンクは、本文の流れの中に置けます。読者が文章を読んでいる途中で、自然に移動できます。

画像のリンクは、目立ちますが、本文の流れを止めます。また、広告だと分かりやすいため、読者が避けることもあります。

どちらを使うかは、置く場所と目的で決めます。判断が済んだ場所には文字のリンク、一覧として示す場所には画像、といった使い分けです。

リンクの置き方については、ブログに広告リンクを貼るには?テキストとバナーの扱い方で詳しく解説しています。

4.コードをそのまま使う

取得したコードは、そのまま貼るのが基本です。一部を書き換えると、記録されなくなることがあります。

特に、識別のための文字列を消したり、短くしたりしないでください。この部分が、誰の紹介かを示しています。

見た目を変えたい場合、書式の指定で行います。コード自体を書き換えるのではなく、表示の設定で調整します。

5.文字を変えてよい場合

文字のリンクの場合、表示される文言を変えられることがあります。ただし、変えてよいかは案件の条件によります。

指定された文言を使う必要がある案件もあります。条件を確認してから変更してください。

また、実際の内容と違う文言にするのは避けます。移動先で得られないものを書くと、読者を誤らせます。

6.貼る前の確認

三つ目を見落としがちです。ASPに複数の媒体を登録している場合、案件ごとに掲載可能な媒体が決まっていることがあります。

7.貼った後の確認

貼ったら、実際に開いて確認します。確認するのは、表示されているか、押せるか、意図した移動先か、の三点です。

移動先が正しいかは、実際に押して確かめます。別の商品のページに移動する、エラーになる、といった場合は設定を見直します。

なお、自分でリンクを押す行為については、案件ごとの規定を確認してください。動作確認のための操作が認められるかどうかは、事業者によって扱いが異なります。

8.表示されない場合

貼ったのに表示されないことがあります。原因はいくつか考えられます。

公開されていない、コードが正しく貼られていない、使っている機能がコードを書き換えている、閲覧側の設定で広告が遮られている、などです。

順番に確認します。まず自分の画面で、次に別の機器で、次に別のブラウザーで。どこで表示されるかによって、原因が絞れます。

広告が表示されないときの確認手順は、ブログに広告が表示されないとき、初心者は何から確認する?で詳しく解説しています。

9.コードの管理

どの記事にどの案件のリンクを貼ったかを記録します。記事が増えると、把握できなくなります。

記録する項目は、記事名、案件名、ASP名、貼った日、リンクの種類です。案件が終了したとき、修正すべき記事がすぐ分かります。

この記録がないと、案件終了の連絡が来ても、どこを直せばよいか探すことになります。

10.案件が終了したとき

案件が終了すると、リンクが機能しなくなります。移動先がなくなる、別のページに転送される、といった状態になります。

放置すると、読者が押しても目的のページに行きません。記録を見て、該当する記事を修正します。

代わりの案件がない場合、リンクを外して本文を調整します。リンクだけ消して文章が不自然になると、読者が混乱します。

11.複数のASPで同じ商品を扱う場合

同じ商品が複数のASPにあることがあります。この場合、どちらのリンクを使うかを決めます。

判断の材料は、報酬の金額だけでなく、成果の条件、計測の期間、支払の条件です。金額だけで選ぶと、条件が合わないことがあります。

決めたら、同じ商品については同じASPのリンクに統一します。混在すると、管理が複雑になります。

計測の条件については、紹介した商品以外が売れても報酬になる?アフィリエイトの計測期間の基礎で詳しく解説しています。

12.短縮したくなる場合

リンクが長いと、短くしたくなることがあります。ただし、短縮のサービスを使うと、記録されなくなる場合があります。

また、案件の条件で短縮が禁止されていることもあります。使う前に確認してください。

文字のリンクなら、表示される文言は自分で決められるので、長さは表示に影響しません。短縮の必要はほとんどありません。

13.画像を使う場合の注意

用意された画像のリンクを使う場合、画像も一緒に読み込まれます。数が多いと、表示が遅くなります。

また、画像が提供元のサーバーから読み込まれる場合、提供元の状態によって表示が変わります。自分で制御できない部分です。

商品の画像を自分で用意して、文字のリンクを組み合わせる方法もあります。ただし、画像の利用条件を確認する必要があります。

14.広告であることの表示

広告リンクを掲載する場合、広告であることが分かる表示が必要な場面があります。記事の冒頭に記載する形が一般的です。

表示の要否と書き方は、関係する規制や、媒体の規約によって変わります。掲載前に確認してください。

表示があることで成果が減ることを心配する必要はありません。隠して掲載するほうが、後の問題が大きくなります。

15.コードを他人に渡さない

自分のリンクは、自分の媒体に掲載するためのものです。他人に渡して別の場所に貼ってもらうと、規約違反になることがあります。

また、他人のリンクを自分のサイトに貼るのも同様です。誰の成果になるかが変わるため、条件を確認せずに行わないでください。

16.最初の一つを貼るまで

手順としては、登録、提携、取得、掲載、確認の五段階です。それぞれの画面は事業者によって違いますが、流れは同じです。

最初の一つに時間がかかっても、二つ目からは短時間で済みます。手順をメモしておくと、次が楽になります。

分からない部分があれば、ASPのヘルプを確認します。解説記事の画面が今の管理画面と違うことはよくあるため、ASPのヘルプを先に開きます。

それでも分からなければ、問い合わせます。掲載の可否に関わる部分は、推測で進めないでください。

17.記録する習慣

最初のリンクを貼った時点で、管理表を作り始めてください。後から作ると、既存のリンクを探す作業が発生します。

一件あたりの記録は1分もかかりません。記事が50本になったとき、この記録があるかどうかで管理の手間が変わります。

記録には、確認した日も入れます。定期的に動作を確認するとき、どれを確認すべきかが分かります。

18.まとめ

広告リンクは、ASPの管理画面で発行されたものを使います。販売ページのURLをそのまま貼っても、成果にはなりません。

取得には、提携が済んでいることが前提です。案件を見つけただけでは掲載できません。

コードは書き換えず、そのまま貼ります。識別のための文字列を消すと、記録されなくなります。

貼った後は、表示と移動先を確認します。そして、どの記事にどの案件を貼ったかを記録してください。

この記録が、案件終了時の修正と、定期的な点検の土台になります。

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