表示されない原因は複数あります。確認する順序は、ページが公開されているか、コードが正しく入っているか、別の端末でも同じか、閲覧側で遮断されていないか、の四段階です。順に切り分ければ、原因が絞れます。

この記事では、表示されない場合の確認手順を扱います。リンク先が見つからない場合や、成果が記録されない場合の調査は別の記事の範囲です。ここでは、広告そのものが見えない状態に限定します。

1.まず症状を特定する

「表示されない」と一言で言っても、状態はいくつかあります。何も出ていないのか、空白になっているのか、別のものが出ているのか。

症状考えられる原因
何も表示されないコードが入っていない、公開されていない
空白の枠がある画像が読み込まれていない、遮断されている
コードが文字として見える編集の形式が合っていない
自分だけ見えない閲覧側の設定、遮断機能
一部の記事だけ見えないその記事のコードの問題

症状によって、確認する場所が変わります。まず、どの状態かを特定します。

2.確認の順序

切り分けの手順

  1. ログアウトした状態で、公開ページを開く。編集画面ではなく、実際のページを見る。
  2. ページが公開されているか確認する。下書きのままでないか。
  3. 編集画面で、コードが残っているか確認する。保存されているか。
  4. 別のブラウザーで開いてみる。表示されるか。
  5. 別の端末で開いてみる。スマートフォンなど。
  6. 広告を遮断する機能を切って開いてみる。
  7. それでも表示されない場合、ASPの管理画面で案件の状態を確認する。

一つ目を省くと、編集画面では見えているのに公開ページでは見えない、という状態を見逃します。

3.公開状態の確認

記事が下書きのままだと、自分以外には見えません。公開したつもりでも、保存だけして公開していないことがあります。

また、公開予約の設定になっている場合、指定した日時まで表示されません。

確認の方法は、ログアウトした状態、または別のブラウザーで開くことです。自分がログインしている状態では、下書きも見えることがあります。

4.コードの確認

コードが正しく入っているかを、編集画面で確認します。貼ったつもりで保存されていないことがあります。

また、編集の形式によって、コードがそのまま文字として表示されることがあります。この場合、コードを貼る形式に変える必要があります。

コードの一部が欠けている場合もあります。コピーの途中で切れた、自動で整形されて変わった、といった原因です。取得し直して貼り直します。

コードの貼り方については、ブログに広告リンクを貼るには?テキストとバナーの扱い方で詳しく解説しています。

5.書き換えていないか

見た目を整えるためにコードを編集すると、機能しなくなることがあります。特に、識別のための文字列を変更すると、正しく動きません。

取得したコードは、そのまま使います。表示を変えたい場合、書式の指定で行います。

コードの取得方法については、アフィリエイト広告はどこから取得する?広告コードと普通のURLの違いで詳しく解説しています。

6.別の環境で確認する

自分の環境だけで見えない場合があります。別のブラウザー、別の端末で開いて確認します。

他の環境で表示されるなら、自分の環境に原因があります。拡張機能、設定、保存された古い情報などが考えられます。

どの環境で見えて、どの環境で見えないかを記録しておくと、原因の特定が早くなります。

7.広告を遮断する機能

閲覧側に、広告を表示しない機能が入っていることがあります。この場合、広告だけが表示されません。

自分の環境にこうした機能が入っていると、自分では確認できません。一時的に切って確認します。

なお、読者の側でも同じ状況が起きます。一定の割合の読者には広告が表示されない、という前提で考えておく必要があります。

8.画像が読み込まれない場合

画像のリンクを使っている場合、画像だけが表示されないことがあります。提供元のサーバーの状態や、通信の問題が原因のこともあります。

時間を置いて確認します。それでも表示されない場合、別の素材に変えるか、文字のリンクに切り替えます。

文字のリンクなら、画像の読み込みに依存しません。表示の安定性では有利です。

9.案件の状態を確認する

案件が終了している場合、素材が表示されなくなることがあります。ASPの管理画面で、提携の状態を確認します。

また、提携が解除されている場合もあります。広告主の判断で解除されることがあり、通知を見落としていることがあります。

終了や解除の場合、素材を差し替えるか、リンクを外して本文を調整します。

リンク切れの点検については、アフィリエイト広告のリンク切れを確認する方法で詳しく解説しています。

10.一部の記事だけの場合

複数の記事のうち、一部だけ表示されない場合、その記事のコードに問題があります。

表示されている記事のコードと見比べます。違いがあれば、それが原因の可能性があります。

同じコードを貼り直すのが確実です。取得し直してから貼ります。

11.使っている機能の影響

サイトに追加した機能が、コードを書き換えることがあります。表示を高速にする機能、広告を管理する機能などです。

最近何かを追加した後に表示されなくなった場合、その機能が原因の可能性があります。一時的に止めて確認します。

原因が特定できたら、その機能の設定を調整するか、別の方法を検討します。

12.記録を残す

確認した内容を記録します。いつ、どの環境で、どういう症状だったか。

記録があると、同じ問題が再発したときに早く対応できます。また、問い合わせるときの材料にもなります。

13.問い合わせる場合

自分で解決できない場合、ASPの窓口へ問い合わせます。そのとき、記録した内容を添えます。

伝えるのは、該当するページのURL、案件名、症状、確認した環境、いつから発生しているかです。

「表示されません」だけでは、相手も調べようがありません。具体的な情報があると、対応が早くなります。

14.表示されていても油断しない

自分の環境で表示されていても、他の環境では違う場合があります。定期的に、複数の環境で確認します。

特に、スマートフォンでの表示は確認しておきます。多くの読者がスマートフォンで読むためです。

15.定期的な点検

広告の表示は、時間が経つと変わります。案件の終了、素材の変更、サイトの設定変更などが原因です。

月に一度、主要な記事の広告が表示されているかを確認します。全記事を毎回確認するのは現実的ではないため、読まれている記事から見ます。

点検の結果も記録します。いつ確認したかが分かれば、次に確認すべき記事も決まります。

16.予防する

問題を減らすには、貼る時点での確認が有効です。貼った直後に、公開ページで表示を確認します。

また、コードを書き換えない、貼った記録を残す、といった習慣も予防になります。

設定を変更するときは、変更前後で表示を確認します。何を変えたかを記録しておけば、問題が起きたときに戻せます。

17.焦らない

表示されないこと自体は、よくある問題です。原因も、たいていは単純なものです。

慌てて複数の設定を同時に変えると、何が原因だったか分からなくなります。一つずつ確認し、一つずつ変えてください。

解決したら、何が原因だったかを記録します。次に同じことが起きたとき、すぐ対応できます。

18.読者への影響

広告が表示されていない期間は、読者が移動先を見つけられません。判断が済んだ読者が、どこへ行けばよいか分からない状態です。

この点でも、早めに気づくことが重要です。定期的な点検が、読者の利便にもつながります。

19.まとめ

確認の順序は、公開状態、コード、別の環境、遮断機能の四段階です。順に切り分ければ、原因が絞れます。

最初に、ログアウトした状態で公開ページを開いてください。編集画面での確認だけでは不十分です。

症状と確認した環境を記録します。問い合わせるときにも、再発したときにも使えます。

貼った直後に確認する習慣をつけると、問題の多くは防げます。

一度に複数の設定を変えないでください。原因が分からなくなります。

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