URLとタイトルは、別のものです。URLはページの場所を示す住所で、タイトルはそのページの内容を示す名前です。共有するときに取り違えると、相手が目的のページを開けません。
この記事では、URLの種類と、共有するときの確認点を扱います。ドメインの取得や、URLを変更する技術的な手順は別の記事の範囲です。ここでは、日常の操作で必要な区別だけを扱います。
1.URLとタイトルの違い
| URL | タイトル | |
|---|---|---|
| 役割 | ページの場所を示す | ページの内容を示す |
| 表示される場所 | アドレス欄 | ページの上部、検索結果、タブ |
| 変えられるか | 変えると前のリンクが切れる | いつでも変えられる |
| 共有に使えるか | 使える | 使えない(検索の手がかりにはなる) |
| 重複 | 同じURLは存在しない | 同じタイトルは存在しうる |
タイトルを伝えても、相手は検索して探すことになります。確実に同じページを開いてもらうには、URLが必要です。
2.三つのURL
ブログを運営していると、少なくとも三種類のURLを扱います。それぞれ役割が違います。
| 種類 | 何を指すか | 共有してよいか |
|---|---|---|
| トップのURL | サイト全体の入口 | してよい |
| 個別記事のURL | 特定の記事 | してよい |
| 管理画面のURL | 編集する画面 | してはいけない |
三つ目を共有すると、相手はログイン画面に行き着きます。自分が編集中の画面のURLをそのまま送ると、相手は開けません。
3.管理画面のURLを送らない
編集中の画面のURLを送ってしまう間違いは、よく起こります。アドレス欄に表示されているのが、編集画面のURLだからです。
送る前に、URLを確認します。編集や下書きを示す文字が含まれていたら、それは公開ページのURLではありません。
正しいURLを得るには、公開ページを開いてからコピーします。プレビューの画面も、公開ページとは別のURLになることがあります。
4.URLの構造
個別記事のURLは、ドメインの部分と、そのページを示す部分でできています。前半はサイト共通で、後半が記事ごとに変わります。
後半の部分は、設定によって自分で決められることがあります。記事の中身を表す短い英単語にしておくと、共有されたURLだけで何のページか見当がつきます。
ドメインとURLの関係については、ブログの独自ドメインとは?サイト名・URL・サーバーとの関係を解説で詳しく解説しています。
5.URLを変えない
一度公開したURLを変えると、それまでに貼られたリンクが切れます。外部から紹介されていた場合、そのリンクも無効になります。
検索結果に表示されていた場合も、新しいURLは別のページとして扱われます。それまでの評価が引き継がれない可能性があります。
したがって、URLは公開前に決めます。後から変えない前提で決めてください。
6.タイトルは変えられる
タイトルは、後から変えても影響が小さくなります。URLが変わらなければ、リンクは有効なままです。
内容と合わなくなったタイトルは、直して構いません。むしろ、ずれたままにするほうが問題です。
タイトルと内容を合わせる方法は、ブログのタイトルの付け方|内容とずれない見出しを作る練習で詳しく解説しています。
7.共有するときの確認
- 公開ページのURLか。編集画面や下書きのURLではないか。
- URLの前後に余分な文字が入っていないか。
- 実際に開いて、目的のページが表示されるか。
- ログアウトした状態でも開けるか。
- 共有する相手に、何のページか伝わるか。
四つ目が重要です。自分はログインしているため、下書きでも見えることがあります。他の人には見えません。
8.余分な文字が付く場合
URLをコピーすると、末尾に余分な文字が付くことがあります。どこから来たかを示す情報などです。
この部分を消しても、多くの場合は同じページが開きます。ただし、消して開かなくなる場合もあるため、確認してから消します。
また、個人を特定できる情報が含まれる場合もあります。共有する前に、URLの中身を見ておきます。
9.短縮しない
URLが長いと短縮したくなりますが、短縮すると移動先が分かりません。受け取った側も、開くまで何のページか分かりません。
また、広告リンクの場合、短縮すると記録されなくなることがあります。案件の条件で禁止されている場合もあります。
文字のリンクとして貼る場合、表示される文言は自分で決められます。URLの長さは表示に影響しません。
10.タイトルとURLを両方伝える
共有するとき、URLだけでなくタイトルも添えると親切です。相手は、開く前に内容を把握できます。
SNSに投稿する場合、URLを貼るとタイトルが自動で表示されることがあります。この場合、投稿文ではタイトルを繰り返さず、別の情報を書きます。
記事を紹介する投稿の書き方は、ブログ記事をSNSで紹介するとき何を書く?内容が伝わる投稿文の作り方で詳しく解説しています。
11.URLの記録
自分の記事のURLは、一覧にして記録しておきます。記事が増えると、目的の記事のURLを探すのに時間がかかります。
記録する項目は、記事のタイトル、URL、公開日です。この三つがあれば、探すのが早くなります。
また、記事同士をリンクでつなぐときにも、この一覧が使えます。
12.他のサイトのURLを扱う
参考にした資料のURLを記事に書く場合も、正しいURLかを確認します。開けないURLを書くと、読者が確認できません。
また、URLが変わることもあります。定期的に確認し、切れていれば修正します。
出典として書く場合、URLだけでなく、ページの名称も書きます。URLが変わっても、名称で探せます。
13.URLが分かりにくい場合
自動で生成されるURLは、数字や記号の羅列になることがあります。内容が推測できません。
設定で変更できる場合、内容が分かる文字列にします。ただし、公開後に変えると前のリンクが切れます。
公開前に設定を確認し、以降はその形式で統一します。
14.日本語のURL
URLに日本語を使える場合もありますが、共有するときに文字化けすることがあります。
また、コピーしたときに長い文字列に変換されることもあります。共有のしやすさを考えると、英数字のほうが扱いやすくなります。
15.URLを伝える場面
読者に伝える、依頼先に伝える、問い合わせで伝える。いずれの場面でも、公開ページのURLを使います。
問い合わせるときは、該当するページのURLを添えます。「あの記事」では、相手が特定できません。
依頼先に修正を頼むときも、URLで指定します。タイトルだけだと、似た記事と取り違える可能性があります。
16.間違えやすい場面
検索結果からコピーすると、検索サービス経由のURLになることがあります。この場合、直接のURLとは違います。
一度開いてから、アドレス欄のURLをコピーするのが確実です。
また、記事の途中の見出しへのリンクは、末尾に記号と文字が付きます。記事全体を指したい場合、この部分を消します。
17.確認の習慣
共有する前に、一度開いて確認する。この習慣をつけると、間違いが防げます。
特に、他の人に送る場合は必ず確認します。開けないURLを送ると、相手の時間を使わせます。
ログアウトした状態で開く確認も、公開前には行ってください。
18.記事の中でのリンク
自分の他の記事へリンクを貼る場合も、URLが正しいかを確認します。貼った後に開いて確かめます。
記事を削除したり、URLを変更したりすると、他の記事からのリンクが切れます。変更する場合、リンク元も直します。
19.共有してよいURLの見分け方
アドレス欄の文字列で、共有してよいかを見分けられる場合があります。以下は一般的な傾向で、使っている仕組みによって異なります。
| URLに含まれる文字の例 | 考えられる状態 | 共有 |
|---|---|---|
| wp-admin、edit、post.php | 管理画面・編集画面 | しない |
| preview=true | プレビュー | しない |
| 記事の名前にあたる文字列 | 公開ページ | する(ログアウトして開けるか確認) |
迷ったら、ログアウトした状態や別のブラウザーで開いてみるのが確実です。開けたURLだけを共有します。
20.まとめ
URLは場所、タイトルは名前です。共有するときはURLを使います。
三種類のURLがあります。トップ、個別記事、管理画面です。管理画面のURLは共有しません。
URLは公開前に決めます。後から変えると、それまでのリンクが切れます。
共有する前に、ログアウトした状態で開けるかを確認してください。
自分の記事のURLは一覧にしておくと、探す時間が減り、記事同士をつなぐときにも使えます。
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